セブンのつけ麺

は自称‘‘ラーメン評論家‘‘として密かに活動している、と言っても規模はあまりに狭いものだが最近出たと思われる「とみ田」のつけ麺が良かったので写真を上げておこうと思う。

 

そもそもこの店は関東圏でもとても人気・有名な店で、それこそ店頭で食べるのであればディ〇ニーのアトラクションばりの列に並ぶことを覚悟しなければならないくらいのラーメンなのだが、これがコンビニで食べれるとあれば儲け?な話なので早速手にとって食べてみた

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まず感動したのは麺とつけ汁のクオリティである。麺は太麺で、単体で食べてみてもコシはしっかりとしていて安っぽい感じがあまり見受けられなかった。

 

そして何よりも感動したのはそのつけ汁である。つけ汁は袋に入っているのだが、どろっとした如何にも濃厚そうなもので味見をしてみるととても豚骨と魚介の濃い味わいがそこにあった。若干甘みもあり見方によってはごまだれのようは風味もするがそれでも完成度が高くて麺とあわせて食べてみても整った味でよかった。

 

値段も500円を切る安さなのでぜひ一度味わってみてほしい

 

 

ここが変だよ現代人

これは先日のブログと重なる部分があるかも知れないが、最近疑問に感じた事があったので敢えてここに書いてみることにした

 

最近の日本人は別に使わなくていい場面で‘‘敢えて‘‘英語を使う事が増えてきた。cmで言えば「結果にコミ〇トする」が代表的だろうか?まぁそもそもcommitという英語は「委託する、引き渡す」という意味なので別に間違いではないのだが、問題はこの意味を分かっている視聴者がどれだけいるかということである。

 

無論、僕は英語をよく分かっていない人を馬鹿にするつもりは毛頭ない(自分も人並みに扱えるかどうかぐらいのレベルでしかないから)。問題なのはこれで会話がわかりづらくなることと日本語自体に対する一種の‘‘コンプレックス‘‘を感じてしまうことだと思う。

 

どっかのニュース系のバラエティ番組で、日本語の英語化?みたいなテーマの話題が出て、それこそ一般人がインタビューでルー大柴ばりの「ジャパングリッシュ」を披露していたのだが、驚いたのはビジネスマンが会議等でその意味をよく知らずに英単語を使っていたということなのである。こんなことをして海外の企業との交渉で大きな誤解が生まれてしまったらどうするのだろうか?

 

あともうひとつの問題についてなのだが、これは実体験で日本語は素晴らしいと思ったことを説明したいと思う

 

僕は英語圏に一年半くらいの滞在経験がある、と言ってもそこまでの英語力は無いのだがそれでもディスカッションや向こうの友人との遊びなどでやはり英語を使う機会が多かった。そこで思ったのは、‘‘日本語は芸術的な言語である‘‘ということである。

 

英語というのはそもそも性質としては「論理」が一番に重視された言語なのでわかりやすいし、特に理系の人間なら文法も含めて好きになれそうなものではある。しかしそれを突き詰めているために日本語のような‘‘色彩を感じ取れるような表現‘‘をするのは難しい。

 

例えば日本語の文化とも言える俳句や和歌というのはそれに等しいと思う。松尾芭蕉‘‘静けさや 岩に染み入る 蝉の声‘‘という俳句を引用してみてもやはりその時の情緒などを感じ取り易くも感じる。

 

日本語は‘‘芸術を表現する‘‘という意味では素晴らしい言語なので個人的には廃れてほしくないものである

 

 

 

 

 

名古屋

どうでもいいちゃあいい話だが、海外留学時の友人が米国の大学に受かって地元名古屋でバカンスをしているという話を聞いたので来月遊びに行くことにした。

 

彼は正直少し変わった性格の持ち主だったが、それでも論文を読む力は凄く、受かった大学も世界的に知られる大学だったのでやはり実力は相当なものだったのだろうと感心した。

 

今の時代もだが、僕が感じるのは受けた教育が国内国外とかどーかというよりも個人が困難に遭ってしまったときにどう克服するかを学問で解決することが大事なのだと思う。その点海外の方がそれに気づきやすいというかそういう環境なので経験するという意味では海外留学も悪くはないかも知れない(あまりお勧めするつもりは無いが)

 

話は変わって、僕は愛知が好きだ。東京は若者とかに人気かもしれないが僕はあのゴチャゴチャとした空気があまり好きになれない。それよりも都会と田舎が混ざり合った愛知や兵庫(西宮、神戸)は洒落てはいるがそれでも落ち着けて僕は好きだ。

 

行ったときはひつまぶしとか食い漁ってやろう。。。

 

 

ジオッコ・ピアノ

僕はチェスも趣味としてやっている。むしろ将棋よりこっちの方がセンス?はあるのかも知れない(笑)そのチェスの定跡(オープニング)の中でもジオッコ・ピアノを好んで採用しているのだが今日は少しだけ紹介をしたい。

 

数あるオープニングの中にあるこの定跡はイタリアン=ゲームの一種として分類されるのだが、本来の意味は「静かなオープニング」らしい。しかし実際の動きはかなり激しく、序盤からビショップとナイトが中盤に飛び出す派手な戦法でもある。将棋で例えれば石田流か横歩取り8五飛のような感覚だろうか?

 

筆者自身の将棋のスタイルは受けに特化している(つもり)なのだが、チェスに関しては攻撃に特化している。何故なら将棋と比較したときに一番の違いとして‘‘取った駒は使えない‘‘事が挙げられる。取った駒を使えないため否が応でも駒単体の効率は上がっていくが、その分受けのバリエーションも減っていくので序盤から主導権を握らないと厳しくなる傾向がある。なので将棋と違い、終盤での激しい攻防が見られるのは稀だ。

 

将棋ファンからしたらチェスはつまらないゲームだと思う方もいるかも知れないが、僕はこのゲームが好きだ。何故なら駒の個性を最大限に生かす(動かす)という意味ではチェスの方が物理的にそうしやすいからだ

花村元司

僕は歴史上にいる沢山の棋士の中でもこの人物が好きだ。

 

定跡を敢えて外し、難関な力将棋に無理やり持ち込んで幾度となく並み居るプロ棋士たちを相手に終盤で逆転勝ちを抑えてきた。大山康晴にこそ敵わなかったが、A級16期を保持し一般棋戦でも複数の勝利を挙げている。

 

元々この人物は真剣師といって、駆け将棋で生計を立てていた(勿論いいまでは違法)のだが、そのあまりの強さに連盟がプロ編入試験を‘‘初めて‘‘認め、初の編入者になったという異色の経歴を持つ。ちなみにこの後に編入試験が実施されたのは2005年の瀬川晶司以来60年以降になってからの話である。

 

但し、個人として最も注目したのはプロになる以前の方が羽振りが良かったと発言したことがあるという事である。

 

普通に考えれば賭け事で稼ぐよりも正社員として稼いだほうが安定した収入になるので後者のほうが生活はいい筈である。しかもプロ棋士と言えば年収が軒並み高い(A級でタイトル獲得ともなれば億を超える事だってふつうにあり得る)ものだが、この真相はどうだったのかは謎が多い。

 

少々汚い話をしてしまったが、同氏の破天荒とも言える棋風はこういった生活から生まれたのかと感じてしまった。

 

 

 

 

仕事帰り

と言ってもほとんどフリーランスなものなのだが、今日は外にその関係の用事もあったので一日外出していた。

 

帰りに天下一品のチャーシュー麺を井之頭〇郎のごとく平らげ(ちなみに将来の夢は彼のような人間になること)、そのまま車で帰宅しようと思ったのだが、運転中に紛れ込んできたハエを追っ払うという面倒くさい事態に巻き込まれたため、駐車がてらドンキに寄った。

 

夕食に取ったものがものなのでサッパリとした飲み物を買おうと思ったが、ちょうどこの時にペリエ(フランスの有名な炭酸水)が安く販売されていたので手にとってみた。

 

会計を済ませたあと外で雨を眺めながらの一服だったが、やっぱり美味い。国産のものでも美味い炭酸水がちらほら出てきてはいるが、海外独特の鉱泉水で作ったものはやはり後味がスッキリしていていい。

 

明日は人間火力発電所をやろうと平然と言ってのけられるようなリーマンに自分はなりたい

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後藤正文は現代のボブ・ディランだ

僕はアジカンが好きだ。深く、想像力が掻き立てられるような歌詞に独特の世界観を感じさせる音楽。そのボーカルを担っているのがゴッチこと後藤正文だ。

 

彼はもともと独自の考え方というか哲学のようなものをもっているようで、それを曲にして反映させることが多い。例えば「ローリングストーン」は去年にリリースされた曲はその例のひとつだと思う。

 

この当時と言えば就職難民にあぶれた若者や‘‘ブラック企業‘‘での仕事で自分を見失ってしまった社会人が多かった(無論今もそうだろうが)、ニュースでもよくスポットライトが当たっていた頃だと思う。この曲はその時事的な事象について彼個人?なりの意見をしていたと感じてならない。特に「心などないぜ 悲しくもない それはどう? ローリングストーン」という一節は個人的にすごく響いた。

 

現代の他アーティストも素晴らしい方は沢山いらっしゃるが、今の歌詞にはありきたりと言うか、無難なワードをチョイスしてBGMに力を注げば売れるだろうという傾向が感じられてあまり面白くない。

 

奇しくもボブ・ディランも「LIke a rolling stone」という曲をリリースしてるが、こちらも哲学的な歌詞でとても良かった。気になった方は是非聞いてみてほしい