能條純一
僕は漫画家であるこの人の作品が大好きだ。
主には月下の棋士を読んでしかいない身分だが、哭きの竜やばりごく麺などを読んでみてもやはり‘‘能條ワールド‘‘は深く感心させられるような世界がある。
この作者の描くキャラクターは世間では異端児と言われそうな思想をもった人物で固められていて、漫画でよく見られるような‘‘物理的‘‘に現実ではあり得ないようなことではなく、精神的な部分であり得ない表現をよくする。それは月下の棋士でいう対局中での死亡であり、ばりごく麺でいうラーメン一杯の為に主人公の屋台を潰そうと画策したり。。。
だが、僕はそんな破天荒な人物だらけの世界でたびたび出てくる哲学的な発言にとても感動してしまう。
いくつか紹介したかったが、それをやると終わりそうにないので気になった方は是非古本屋などで読んでみて欲しい