ダブルポイント

この前のハンガリーGPの結果のお蔭か、その日記へのアクセス数が多かったので今回はそれについて書こうと思う。

 

まず初めに自慢をしてしまうことになるが、その日記(british Gp)で書いたように「マクラーレンホンダは二台揃っての完走が出来ればポイントを獲得するチャンスがある」と書いたが予言がこうもはやく的中して誇らしい気分になった。

 

実際筆者がハンガリーGpが始まる前に思ったことはハンガリーはカレンダーのなかでも中低速コースで、そういう意味ではポイント獲得を達成したモナコ及びイギリスと似ていたためチャンスはあるかも知れないと思っていた。

 

予選では不甲斐ないとも見れるリザルトで終わってしまったが、FPでは二人とも今までよりもいいペースで走れており信頼性の部分では悪くなかったというのが印象に残っている。

 

さて荒れに荒れた決勝に関してだが、ホンダ所属の二人の王者経験者は安定したレース運びをし、特にアロンソのタイヤ交換のタイミングと選択に関しては完璧だった。バトンはここでミスが出た形だったかも知れないが、それでも終盤で最初メルセデスに追われる状況にこそなったがミスの無い走りをしポイント圏内でフィニッシュが出来た。

アロンソに関して言えば信頼性が上がったからこその懸命のプッシュが出来、それが今回初めて形になった最高の5位獲得だったと思う。バルセロナモナコでできたはずの事が今回出来た事、ワールドチャンピオン筆頭候補のハミルトンを抑えてのこのリザルトは今後の糧には十分だ。

 

今後のスパとモンツァは高速コースで苦しい展開が予想されるが、マクラーレンとホンダの両者がしっかりと仕事をすれば鈴鹿でいいレースが出来るだろう。