ジオッコ・ピアノ

僕はチェスも趣味としてやっている。むしろ将棋よりこっちの方がセンス?はあるのかも知れない(笑)そのチェスの定跡(オープニング)の中でもジオッコ・ピアノを好んで採用しているのだが今日は少しだけ紹介をしたい。

 

数あるオープニングの中にあるこの定跡はイタリアン=ゲームの一種として分類されるのだが、本来の意味は「静かなオープニング」らしい。しかし実際の動きはかなり激しく、序盤からビショップとナイトが中盤に飛び出す派手な戦法でもある。将棋で例えれば石田流か横歩取り8五飛のような感覚だろうか?

 

筆者自身の将棋のスタイルは受けに特化している(つもり)なのだが、チェスに関しては攻撃に特化している。何故なら将棋と比較したときに一番の違いとして‘‘取った駒は使えない‘‘事が挙げられる。取った駒を使えないため否が応でも駒単体の効率は上がっていくが、その分受けのバリエーションも減っていくので序盤から主導権を握らないと厳しくなる傾向がある。なので将棋と違い、終盤での激しい攻防が見られるのは稀だ。

 

将棋ファンからしたらチェスはつまらないゲームだと思う方もいるかも知れないが、僕はこのゲームが好きだ。何故なら駒の個性を最大限に生かす(動かす)という意味ではチェスの方が物理的にそうしやすいからだ